壁面取り付け型のショーケースの姿図と各部詳細図|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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壁面取り付け型のショーケースの姿図と各部詳細図

ショーケース詳細図1

■サイズ
■仕様
W600×D330×H1250
図面参照 
 フレーム:真鍮GBメッキCL仕上げ
 内部:t=9合板下地クロス巻き込みマジックテープ固定
 ガラス:t=8高透過ガラス
 棚板:t=10クリアガラス 
■備考


この作図事例は壁面ショーケースの姿図と各部詳細図です。

壁面の下地内部にスチール角パイプフレームを溶接し、持ち出しパイプによってショーケースを正面から差し込むような収めになっています。

このショーケースで注目してもらいたい点は中棚の固定方法と内部の仕上げ方です。

詳しくは続きを読むに記載していますが、簡単に言うとガラスを壁面内部でアジャスターを使って固定している事と、背面がクロス巻き込みパネルのマジックテープ止めになっている事ですね。

他にも金物の収め方として参考になる箇所は多々ありますので上記の2点も含めて注意深く見ておいて下さい。

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ショーケース詳細図2

細部のディティールまで表現されている部分詳細図ですが、用紙に対して詰め込み過ぎる点がこの図面の欠点でもあります。

細かい所まで描く事は非常に大事ですが、分かりやすくしなければ何の意味もありませんので注意して下さい。

それでは、ガラスの固定方法についてですが、フレーム内にLアングルと角パイプを溶接してこの間にガラスを差し込みLアングルに取り付けたアジャスターを使ってガラスを締め付ける収めとなっています。(中央の断面図参照)

棚ガラスが割れた場合の事を考え、簡単に取り替え出来る様にする為にこのアジャスター固定にしているんです。

次に背面のパネルですが、ガラスを交換する為にはまずアジャスターを調節しなければならないので、必然的に背パネルは脱着式にせざるを得ません。

その為、クロス巻きのパネルをマジックテープを使って取り付ける方法にしているんです。

 
2013/12/20| コメント:0トラックバック:0Edit

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