石貼りの鉄扉の納めは厄介で難しい!|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

石貼りの鉄扉の納めは厄介で難しい!

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■サイズ
■仕様
W×D×H
図面参照 
 枠:t=1.6mmスチール曲げ加工焼き付け仕上げ
 建具:SD下地石圧着貼り
■備考


この作図事例は石貼りの鉄扉図ですが、かなり難しいというより、ややこしい図面事例です。

しかし、ここまで描かなければ図面屋とはいえませんね!!

こんにちは、余田和です。

これは、いつぞやかスーパーブランドでの仕事の一環で、描かせていただいた図面です。

おかげで大変勉強になりましたが、その分とても大変だったことを思い出します。


頑張ってます!

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 壁面全面が、石貼りといったショップってたまに見ますが、まさに大変格調の高いブランドショップだったと記憶します。

そんなショップの壁面の一部にストレージ用の扉をつけるよう指示されました。

もちろん、壁の一部となるように、仕上げと同仕様であって建具枠も見せない手法です。

おまけに石貼りを囲むフレームも見せない。ってことです。

そこで、建具には石のずれ防止用のLアングルのを付け、小口を加工してこのLアングルも見えないようにする。

まさにフレームレスですね。


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また、通常はフロアヒンジは、床面のヒンジカバーが見えてしまうので重量用のPヒンジにして隠すことにしました。

このような、事例は多くはありませんが、ホテルや今回のようにスーパーブランドショップなど高級感を意識した店舗ではたまに見られます。

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170424-1
※あくまでサンプルイメージです。

ついでに、拡大図も入れておきますので、頑張って勉強してください!


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■平面詳細図

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■断面詳細図

ここまでかけたら、あなたの先輩たちにリスペクトされますよ!!

この事例で使用している重量用Pヒンジ(オートパワーヒンジ)です。
詳細はこちらから
mo-aph


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2021/06/29| コメント:0Edit

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