面材付き木製建具の作図事例|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

面材付き木製建具の作図事例

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■サイズ
■仕様
W800×D100×H2000
図面参照 
 枠:木工突板アンティーク調仕上げ
 建具:木工突板アンティーク調仕上げ
 面材:サンメント439アンティーク調仕上げ 
■備考


この作図事例は最もベーシックな木製建具の三面図と平面詳細図、それと断面図詳細図となります。装飾物としてサンメントの面材が取り付けています。

この面材を除けば木製建具図面としては基本となる事例ですので、しっかり自分のモノとしてください。そうです、引き出しをひとつ増やすんです。

アンティーク調仕上げなので、おそらくエイジング加工が施されていると考えますが、これについてはご自分でアレンジを加えてください。

ただ、建具の表面に使用する素材には仕上げ材の吸い込み度合が低いものにする必要があります。吸い込みの度合いが高いと建具が反ってしまう恐れもあるので十分注意が必要です。

この事例には表現されていませんが、建具図を作成する場合には戸当たりとストッパー機能の必要性も考える事も重要なポイントとなります。

それでは、各詳細図の拡大図がありますのでそれを見ていきましょう。

続きをご覧ください。

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まず、平面詳細図ですが、これは断面詳細図と同様、建具図を描く際には必ず必要となりますので注意してください。

この平面詳細図を見ていると、開口枠補強もなされていて完璧な図面となっています。開口枠補強を描かなくても現場での判断で決定すると考えます。

出来れば、入れてやる方が丁寧な図面と評価されます。

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上の作図は断面詳細図です。建具枠と建具の隙間寸法もしっかり記入されていて、安心感がある図面と判断されるでしょう。

最低でも、ここまで描く訓練は必要です。最初は厳しい図面でも描き慣れれるように自分を鼓舞してください、そのうち『旨くなったな〜!』って言われる日が来ますよ!

最後に、建具付属金物として、以下のものを挙げておきます。

本来は、以下の写真などを図面に貼ってやれば、より説得力のある図面に仕上がります。ここはひとつ頑張ってください。

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2022/06/22| コメント:0Edit

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