ウェイティングソファの姿図と詳細図|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

ウェイティングソファの姿図と詳細図

ソファ

■サイズ
■仕様
W1200×D600×H380
図面参照 
 座面:ウレタン+ビニールレザー張り
 脚:スチール曲げ加工クロームメッキ仕上げ
■備考


この作図事例はウェイティングソファの姿図と詳細図です。
パブリックスペースや売り場面積の広い物販店、特に靴売場で商品を試着する際に良くソファが設置されています。

飲食店にもあるベンチソファ等と共通しているサイズがあるので是非覚えておいて下さい。
それは座面の高さですね。

基本的に40cmから45cmの間がもっとも座り心地が良く、立ち上がりやすい寸法となっています。

ご家庭にもあるソファではこの座面より低いものもありますが、おそらく腰がソファに埋もれてしまって長時間座っている事が出来ないはずです。

又、立ち上がる時にも膝や腰に大きな負担が掛かかってしまうのではないでしょうか?

この40cm前後の座面高さは人間工学的にも実証されていますので、ソファを作図する際には必ずこの寸法を思い出して下さい。 

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収めで注意すべき点は座面の張り地には必ずクッション性を持たせる為にウレタンを詰めています。

もちろん座面の立ち上がり部分にもつめているのが一般的なので、図面右上の詳細図のようにはなりませんので注意して下さい。 かなり薄すぎますね。

もう一点注意すべき点があります。
それは、スチール曲げ加工の脚です。

各コーナーに単独で脚を取り付けているのですが、これでは中央部分に大きな荷重がかかった際にたわんでしまいます。

その為各脚を繋げておく必要があります。
もしくは脚を中部分にも取り付けておく事も考えられます。

各脚を繋げるに当たっては、角パイプをロの字に溶接したフレームに脚を溶接しておき、このフレームに座面をのっける手法が補強も取れた収め方ですね。 
2014/06/20| コメント:0トラックバック:0Edit

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