
■サイズ
| ■仕様 |
W2000×D900×H810 図面参照 | 本体:ホワイトオーク風化粧板仕上げ 脚:25×25スチール角パイプアイアン調塗装仕上げ |
■備考
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この作図事例はボリューム什器の姿図と断面図です。
搬入用エレベータにぎりぎり入る程度の大きさなので、重量はかなりある什器ではないでしょうか。
注意すべき点は天板の角をアールに加工している箇所で、化粧板が綺麗に曲げることができるのかどうかにあります。
丁度角のアールが曲がった所に本体とのジョイントラインがあるので、設置する売場の環境(季節毎の温度差)次第ではこのジョイントラインから割れてしまう恐れがあります。
代案としては天板の見付けだけをホワイトオークの無垢材にする事もできます。
ただこの場合、化粧板よりコストが上がってしまうので予算的な解決方法があれば問題ありませんね。
図面上に表記している矢印は木目の流れを指示しているもので、什器製作図や造作図を描く場合で良く使われる表現方法です。
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変わって什器底面に取り付けているスチール角パイプ脚についてです。
タタミ1畳よりも若干大きいサイズであるこのボリューム什器を4本の脚で支えるのは少しばかり不安が残ります。
おそらく天板にディスレプレーをしたり、お客様と商品を見ながら商談する事も有るので、中心部分に一番荷重が掛かってしまいます。
その為中心部分にもう1本の脚を取り付けて、荷重によるパイプのたわみを防ぐ事が必要でしょうね。
最後に脚に取り付けている隠しアジャスターの収め方で参考になる画像がありましたので添付しておきます。

この収め方の画像は株式会社宝生様のホームページより引用しています。