システム造作什器の姿図と断面図|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

システム造作什器の姿図と断面図

中央造作什器図


■サイズ
■仕様
W4700×D1200×H2700
図面参照 
 支柱:木工化粧板仕上げ+シングルスリット埋め込
 ボーダー:14×14スチール角パイプ錆塗装仕上げ
 トラス:5×9スチールFB錆塗装仕上げ
 吊りパイプ:φ12スチール丸パイプ錆塗装仕上げ 
■備考


この作図事例はシステム造作什器の姿図と断面図です。

もう10年以上も前の図面なのでだいぶ古いフォルムの造作什器なんですが、化粧柱を用いて陳列している店舗は、まだ見かける事があります。

眼鏡やアクセサリー等、小さい商品を扱う店舗がそうですね。

しかしこの造作什器には難点があります。それは固定什器となっている為にレイアウトの組み替えがどうしてもこの造作什器を基準にしなければならない所です。

又、いくら化粧柱が連立しただけと言っても売場を遮断してしまい、店内の回遊性にも影響を及ぼす事もあります。

parts_product_heading_natural













※この画像は商店劇場オンラインショップから引用しています。

ただ、メガネやアクセ等は比較的商品が小さい為、化粧柱間の陳列密度が必然的に薄くなります。

その結果、売場を遮断する割合が下がり、透過性ある造作什器として役立つケースもあります。

人気ブログランキングに参加しています。
応援、宜しくお願い致します。
 ↓ ↓ ↓
  
      
   

この造作什器の収めで注意すべき点は、化粧柱の固定方法にあります。
様々なパーツを取り付けて陳列するわけですから、化粧柱はしっかりと固定しておく必要があります。

特に床面への固定は金物の座とアンカーボルトを使う工法が望ましですが、店舗によってはアンカーボルト固定を禁止しているケースもあります。

極力床を傷つけたくない意図で禁止している所が多いようなので、設計段階で施設側に確認をした方が良いでしょう。

2014/04/19| コメント:0トラックバック:0Edit

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Copyright © 図面屋ま〜の "Easy Living" な日々 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます