モニタースタンドの姿図と平面詳細図|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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モニタースタンドの姿図と平面詳細図

MONITOR

■サイズ
■仕様
W550×D500×H1865
図面参照 
 ステージ:アメリカンチェリー染色CL
 ステージ側面:SUS HL曲げ加工
 支柱:φ23スチール丸パイプ曲げ加工
 モニター固定金具:スチールFB曲げ加工ニッケルサテン仕上げ 
■備考


この作図事例はモニタースタンドの姿図と詳細図です。

このタイプのモニタースタンドは、百貨店などのメーカー特化コーナーなどでディスプレーとして配置されることが多いですね。

基本的にモニターは施主から支給されるかメーカーを指定されるかのどちらかなので製作する際に、モニターの固定金具がどういう形状なのかを把握しておく必要があります。
※この事例ではモニター固定金具も別注で製作しています。

収め的に注意が必要な所はモニターの取り付け方と支柱とステージ固定方法ですね。

まずモニターの取り付け方法ですが、支柱の丸パイプに同ピッチの孔を設けて、そこへコの字に曲げたパイプシャフトを差し込んで反対側の蝶ネジで締め付ける構造になっています。

ここで問題になってくるのが配線によってパイプシャフトが差し込みにくくなる事です。

この問題を回避する為には、支柱の径は配線に必要なスペースを十分確保したサイズにしなければなりません。

又、シャフトもモニターの重量に耐えれるような鋼材にしなければなりませんね。

モニタータイプを見るともう10年も前の形です。しかし古めかしさは感じません。ステージ側面はステンレスプレートを弁当箱型に加工して接着にて固定しています。

■天井吊りモニターの記事が下記にありますので合わせて参照下さい
天吊りモニターの姿図と詳細図

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次に支柱とステージの固定方法ですが、まず2本の支柱は必ずステージ内部で繋がっている状態にして、尚かつステージを取り付ける骨組みを溶接しておいて下さい。

これはモニターを取り付けても安定させるだけの強度を保つ為でもあります。
最後にステージは支柱に通して、骨組みの上に乗せる様にして固定します。

モニターの重量によってバランスを保つ為にステージサイズを変える必要がありますが、近年ではLEDのモニターがあるのでもっとライト感覚なスタンドが考えられます。

尚、この記事についてリクエスト等がありましたらコメントください。

2014/04/21| コメント:0トラックバック:0Edit

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