厄介な隠し蝶番を使用した建具図面事例_0424|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

厄介な隠し蝶番を使用した建具図面事例_0424


化粧室入口建具図1


■サイズ■仕様
W×D×H
図面参照
本体:メープル染色CL仕上げ
枠:5mmSUSフラットバー
■備考


建具図面は多く描いてきた管理人ですが、厄介でややこしくて邪魔くさいのが、今秋の図面事例です。管理人のま〜です。

この隠し蝶番を使用した図面事例は当サイトでも多くとはいいませんが、掲載されています。そんな中でも今回は特に難しい収めになっていますのでよくみて、ご自分の引き出しを増やしてください。

初心者の方には、かなり敷居が高くなりますが、気長にひとつづつ詳細を見ていけば描けるようになります。

では、詳細図を見ていきましょう。

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化粧室入口建具図2

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上記の図面、見慣れない方が見るとちょっと分かりづらいかと思われます。

本来は、平面詳細図、縦断面詳細図と分けるのが順当ですが、図面屋としては紙面上の都合もあってこのように描くことが少なくありません。

収めとしては、蝶番を見せないことが大前提となっていますので、クライアントの指示通りに描いてはみました。もちろん建具の吊り元は壁芯に設定しました。

後は、建具厚の50mmにドアクローザーを埋め込むのですが、そのドアクローザーの適合サイズチェックに時間がかかりました。

大きな注意点はありませんが、この図面で気になったのが赤でマーキングしたところです。

天井貼りをしてからこの壁面が立っているような表現ですが、こういう収めはまずあり得ません。それにこれでは、重量のある建具を吊り込むにはちょっとしんどいかもしれません。

最終、現場ではきっとこの図面とは違った収めになっているはずです。(現場優先)

後、気になったのはこれだけの大きな建具、しかも裏面にはミラー張りときています。だのに、建具ノブ位置が低く過ぎる点です。

良い点といえば、建具枠を5mmSUSフラットバーでの構成にしたので、フロントの見えがかりはシャープでスタイリッシュな雰囲気に仕上ったあらりですかね。

建具図面もいろいろありますが、この隠し蝶番での図面は時間がかかり嫌ですね。

それでも1枚単価でのギャラ
ですから!(笑)

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2017/04/24| コメント:0Edit

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