丸窓付き建具の姿図と詳細図|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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丸窓付き建具の姿図と詳細図

丸窓付き建具

■サイズ
■仕様
W830×D100×H2040
図面参照 
 枠:木集成材ラッカー塗装仕上げ
 建具 : 木工化粧板仕上げ
 窓:t=3クリアガラス
 押さえ縁:6×16スチールFB焼き付け仕上げ 
■備考


この作図事例は丸窓付き建具の姿図と詳細図です。

本来は立面図に表と裏面の両方を描く事が基本ですが、仕上げが同じと言う事で裏面の立面図は省略しています。

ただ、枠や戸当たりの形状が表裏で異なっている場合は必ず描くようにして下さい。
この事例も裏面を描くべきですね。

建具全般に共通している注意点はクッション材の取付ですね。
案外忘れられてしまう事が多いので、窓付き建具の場合は特に気を付けておいて下さい。

これは建具が閉まる時の音を無くす為と、窓が割れないように衝撃をやわらげる為に取り付けます。

このクッション材の他にドアクローザーを取り付けても良いでしょう。
※ドアの開く方向でこのドアクローザーがお客様に見えてしまう事もあるので注意して下さい。

この事例では丁番をスプリング式にしているので、これがドアクローザーの役目を担います。
しかし、通常の丁番より一回り大きいサイズになってしまう所がちょっと残念な点ですね。

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変わって、中窓付き建具にしかない注意点を挙げるならば、押さえ縁ですね。
図面の各詳細図を見てもらうと分かるようにスチールのフラットバー(FB)でガラスを押さえています。

見栄えを気にしてフラットバーにしたようですが、ガラスとの掛かり具合があまりなく、収め的には危ないです。出来れば角パイプでガラスと接する面を多くした方がよいでしょうね。 
2014/09/11| コメント:0トラックバック:0Edit

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