ハイカウンター用スツールの図面事例_1118|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

ハイカウンター用スツールの図面事例_1118

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■サイズ
■仕様
W380×D380×H680
図面参照 
 TOP:木工下地ビニールレザー貼り
 腰:化粧板仕上げ 
■備考

今回は、別注のスツールの図面事例です。

洋食をメインにした飲食店のハイカウンター用のスツールです。

店舗のデザインイメージから来た、フォルムですがちょっと不安定さを感じます。

それほど高級店ではないので、可動するスツールでも良かったんですが・・・・・。

この場合デザイン先行となり、こんな図面が出来上がってしまったというわけです。


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そうなれば不安定な要素を解消しなければなりません。

そうです。固定が必要なんですね!

まず、床に固定するための「座」を設けました。それに上部のスツール部分を取り付ける、良くある手です。

図面的には、これで良いのですがよく見てみると、「座」が、当然金物なんですね。

ただ、それに固定する上部が木製なのです。

これってちょっと怖いような気がしません?(今になって、思ってる)

実際に製作する際には、毎日人が座るわけですから荷重がかかる「座」の部分には、かなりの補強が必要でしょう。

やはり、相手が木部では、弱い!

何らかの形で金物を絡ませ、頑丈にしなければと、今は反省しています。

長年図面を描いていると、こんな失敗例は後になって解ることですが、急かされている図面ほどよく見られます。

しかし、ものづくりを「職」としているわけですから、特に人に絡む、カウンターやスツール、それに各種カウンターなど、日々、使用頻度の高いものは、もっと注視すべきですね。

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拡大図も、添付しておきますので何処に補強が必要か、考えてみて下さい。(他力本願でごめんんさい)

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2016/11/18| コメント:0トラックバック:0Edit

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