苦肉の策で納めたショーウインドの化粧柱_0602|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

苦肉の策で納めたショーウインドの化粧柱_0602


ショーウィンドウ詳細図1


■サイズ
■仕様
W995×518D×H3000
図面参照 
ウインド:t=8mmクリアガラスFIX

化粧柱:スチール角パイプ黒皮調仕上げ

※床仕上がり後取り付け
:t=8mmクリアガラス

■備考


厄介な図面でしたが、先ほどちょっと修正を加えて完成しました。と言ってもこの図面はもうかなり前のものです。

投稿する前にチェックをしたところ間違いを発見し、修正をしました。かなりのデザインが全面に出てあまり参考にならない図面事例かもしれません。

しかし、ガラス棚を受けている化粧柱の納めが気になったので、投稿してみました。それ以外は見聞を広める程度で見ておいて下さい。

では、その納めを見てみましょう。

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図面を描いていると、いろいろな難関にぶち当たりますが、今回の事例での納めは苦肉の策でしたね!それでは、以下の断面詳細図を見て下さい。


ショーウィンドウ詳細図2


注目は、右の図面とその横のスケッチです。

普通このような柱は、ケンドン式(上げて下ろす)で、天井を貫通させて床で何らかの固定をします。しかし、今回はこの柱が天井を貫通できない条件でした。

そこで考えたのが、スケッチのような納めです。

まず最初に、天井に上部固定の補強金物をボルトだけを貫通させ、Mチャンネルにナットで固定させます。

次に、床固定ですが図面ではアンカーでの固定を指示しています。(テナントの場合ビル側と協議が必要です。)

上下の固定が終わってから、金物化粧柱を差し込むというか、この場合左から右にスライドさせてビスで固定します。

このショーウインドでは、化粧柱が多いためにこの納めが一番と考えたわけです。ただ、問題もあります。

それは、上限の固定カ所にインロー式での補強金物と化粧柱との接合部分にラインが入ることです。
まあ、それほど目立ちはしませんが、私としてはちょっと・・・・・。 

 ただ、どうしようもないときだったので、我慢我慢!

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2017/06/02| Edit
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