堀上天井の各種断面詳細図の作図を覚えよう!|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

堀上天井の各種断面詳細図の作図を覚えよう!


各種堀上天井断面図


今回は、堀上天井の断面図詳細をご紹介します。特に間接照明カバーをスチールで製作した4断面図を集めてみました。

断面形状は、とても似かよっていますが、照明器具や天井の仕上げによって高さを変えたり、カバーを下地材として使ったりしています。

左側の断面図は、カバーを下地材として利用したタイプです。ボードを堀上の先端近くまで伸ばしているので、カバーが目立つことはありませんね。

逆に右側の断面図はカバー自体を意匠として見せているので仕上げがここで切り替わります。堀上天井を強調したい場合には効果があります。

尚、続きを読む前に、各段面図に共通した点と、天井の構造に関して、画像と共に解説していますので参考までにご覧ください。

頑張ってます!
↓ ↓ ↓

デザインランキング
にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

●スポンサードリンク


各断面図で共通してるのは、フレームに使用してる角パイプのサイズです。 それぞれ、全く違う物件なんですが、これには天井下地材のサイズと大きく関係しているんです。

ここで、ご存じかもしれませんが、一般的な天井の構造について少しご説明しておきます。

p1_img001p1_img004


※イメージ画像:トーケン工業株式会社 HPより引用

画像のようにスラブからボルトで吊られている野縁受け(チャンネル)にクリップで、引っ掛けてた野縁(Sバー、Wバー)が、最終仕上げの天井の下地材です。

この下地材にプラスターボードをビス止めしていくと、天井が出来上がるのです。

上の右側の画像が、Wバーを拡大したものですが、丁度高さが19mmなっています。

この高さと同サイズの角パイプを使う事で、複雑な構造を使うことなく堀上天井を作る事が出来るんです。※左側の断面図を参照下さい。

頑張ってます!
↓ ↓ ↓

デザインランキング
にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村
2021/07/30| コメント:0Edit

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Copyright © 図面屋ま〜の "Easy Living" な日々 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます