多目的カウンターの三面図と断面図の理解!|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

多目的カウンターの三面図と断面図の理解!


CT_0001


■サイズ
■仕様
W750×D750×H1100
図面参照 
 TOP:人造大理石貼り
 腰:化粧板下地木目シート貼り,リブ染色ウレタン塗装仕上
■備考


一見、演説台にも見えるのですが、実は多目的に利用きるカウンターの事例です。

シンプルなフォルムなので、形状的に関してもこれで十分でしょう。問題は全くありません。

ですから、仕上げ使われている素材に着目してご紹介します。

それと、覚えておいてもらいた断面詳細図も説明して行きます。

まず仕上材について!

天板トップに人造大理石を貼ってみました。

この箇所は特に人の手が触れるところが多く、劣化を防ぐためにも木工仕上げより強固なものを選びました。


人造大理石は、施工もしやすく、何より現場加工もできる点で重宝されています。

以前は色柄も少なく、洗面カウンターぐらいにしか使えませんでした。

しかし、最近は色も柄も豊富にあるので便利になりました。

それでは、腰部に移りますので、続きをご覧下さい!

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腰部については、上部を木目風のシート貼り、そして、下部にはリブ材を使用しています。

このリブ材も凹凸のサイズやピッチの種類も増えているので、汎用性を感じます。

仕上げが一通り説明したので、断面図に移ります。

以下の詳細図を読み取ってください。初心者のかにはちょっと厄介かもしれません。

が、ゆっくり,慌てずに進めていけば理解できるはずです。

全体を見れば、このカウンターの機能が見えてきます。

上から,前述した天板があります。

その下は、ボックスとなっていてここには雑品などを収納します。

可動棚は1段設け、扉を付けています。

尚,天板にはマイクなどやその他の電気器具が使われますので、電線を通すための開口を設けています。

収納ボックス内にも同様に開口を設けています。



section
さて、今回の事例で大切なことは、仕上げ素材は置いといて、やはり上の断面詳細図の理解でしょう。

多くのカウンター什器を描いてきた私としては、上の機能をしっかり覚えておいて惜しい、ただひとつです。

演説用のカウンターですが、トップの三面にある”かぶせ”を取れば,ごく普通のカウンターです。

そこにある機能を覚えれば、カウンター什器はマスターしたと行って過言無し!

以上! 
乱文でごめんなさい。

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2022/10/06| コメント:0Edit

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