一般的レジカウンターの三面図と断面図(2箇所)|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

一般的レジカウンターの三面図と断面図(2箇所)

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■サイズ
■仕様
W1100×D600×H800
図面参照 
 本体:パイン材染色CL仕上げ
 レジ台落とし込み部:化粧板仕上げ
 抽斗内部:化粧板仕上げ
 可動棚:パイン材染色CL仕上げ
■備考


什器サイズが、W1100×D600×H800ですが、やや小ぶりなレジカウンターです。

三面図と断面図が2カ所あって作図的には順当な描き方です。

形状はシンプルで標準的なサイズのサービスカウンターと言えますね。

作図とその納めについては、特に難しいとは感じません。

三面図は問題はないとして、断面詳細図についてはどうですか?

すんなり描けるとしたら、図面屋さんとして十分な力量でしょう。

問題なく食っていけます!(笑)

そうで無い人にもっと詳しく説明しましょう。

続きをご覧下さい!

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さて、以下の断面詳細図を見てください。

2箇所の断面図がありますが理解できますか>?

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見た目は十分だと感じます。

ただ、そうはいっても、よく見落としがちな点があります。

1点目は、抽斗のスライドレールの表記ですね。

特に何も表記されていない場合は、単に抽斗分の開口を設けるだけだと判断されてしまう事もあります。
例えば、開口だけしておいて引き出しに変わるものなどです。

和箪笥など、あえてスライドレールを使用しない什器もありますから注意が必要です。

やはりここは、耐久性と引き出しやすさを考えるとスライドレールの取り付けては必須でしょう。

2点目は什器用コンセントについてです。

基本的にレイアウトが固定されていない限り、コンセントは左右1箇所づつ必要です。

そもそも、このコンセントの役割には「電源送り」と「電源渡り」の2つがあります。

一つ目の「送り」は、他の什器からこのレジカウンターに送られる電源用です。

二つ目の「渡り」はこの什器から他の什器へ電源を渡す用のコンセントが必要なのです。

レイアウト上、このカウンターから他の什器へ電源を送らなくても、将来的にレイアウトが変わる事を考慮して、コンセントは、必ず2箇所がセットで必要でしょう。

以上!頑張って勉強してください。

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2022/10/27| コメント:0Edit

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