リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

| ■サイズ | ■仕様 | |
| W950×D520×H2100 図面参照 | 本体:木工化粧板仕上げ ショーケース:t=6mmクリアガラス | |
| ■備考 作図日:2007.08 業態:ZIPPO梅田ロフト店 | ||
【作図解説】
この作図事例は、アクセサリーや腕時計など小物雑貨向けの壁面ショーケースです。
上部は奥行220mmの薄型ケースで、可動棚の奥行も十分に確保しています。扉は観音開きも可能ですが、来客動線を考えると引き違い戸が適しています。
照明はダウンライトに加えて戸裏側にも器具を設置し、下段の照度不足を補っています。器具が見えないよう側板に掘り込み処理をしています。
下部ショーケースは上部より手前に張り出し、商品確認のしやすさと視認性を高めています。内部の引出しトレーは前板ガラス・鍵・レールの取り合いに注意し、十分な見付寸法を確保しています。
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【作図ポイント】
3Pコンセントは、連結什器どうしの干渉を避けるため必ず側板より内側へセットバックして取り付けます。
ここを誤ると、いざ現場で連結できず調整に時間を取られることがあるので注意が必要です。
また、照明器具については、しっかり照度を確保しつつ“器具の見え方”を抑えることが重要です。掘り込み寸法やカバーの高さを事前に検討しておくことで、売場側からの見え掛かりをきれいに保てます。
以下断面詳細図も,ポイントとなるカ所ですので、しっかりお勉強してください。
【私感として】
雑貨什器の基本形でありながら、細かい取り合いにしっかり気を遣っている印象です。
特に引出しトレーまわりは、ガラス前板・鍵・レールの関係性が複雑で、設計経験が浅いとミスが生じやすい部分ですが、この事例はその“つまずきポイント”を丁寧に解消しています。
実務でも安心して使える、落ち着きのある設計だと感じました。
まとめるなら、全体として、機能性・安全性・施工性のバランスが良く整ったショーケースです。連結時の納まりや細部の干渉対策が明確で、現場での作業性も高い構成になっています。
雑貨什器の基本構造を理解するだけでなく、「売場での使われ方」を踏まえた設計としても参考価値が高い一台だと思います。
ちなみに,このショップはライター専門ショップです。
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