ガラスフィックスしたスチールドアの作図事例|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

ガラスフィックスしたスチールドアの作図事例


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今回は、ガラスフィックスをしたスチール建具を紹介をしましょう。
図面の精度は高く、細部まで描き込まれているので、初心者の方はやや抵抗を感じるかもしれません。

しかし、時間を掛ければ掛けるようになります。ただ、かなりの努力は必要です。
また、「ココだけ覚えろ!」的な部分はありません。

全体が作図のポイントとなって、理解することは多々あります。

例えば、平面詳細図、断面詳細図、付属金物など、すぐに理解できるモノでは無いでしょう。
ひたすらに図面の読み込みと、理解が必要です。

私も、当時はこの図面を描くのに半日は費やした記憶があります。
今回は、一部描き変えて分かりやすくしたつもりですので、我慢して進めてください。

それでは、続きをお読みください

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それではひとつひとつ見ていきましょう。
まず、以下の断面詳細図を読み取ってください!

左が建具部、右側が両サイドのウインドー部となります。(図面確認)

トップのサッシ固定については、本来はボルト吊りで処理した方が良かったのですが、サッシュ三方での固定が可能なため、枠にバカ穴を開けビス止めとしました。

問題は無かったようでした!

図面中でビス止めが確認されますね。
また、両図面はほとんど同じ断面詳細図に見えますが、建具の方は床にヒンジが埋め込まれています。




section


続いて平面詳細図をご覧ください。

a detail



こちらの平面詳細図も、縦断面詳細図を理解出来れば、問題は無いかと思います。
床のヒンジ、ドアの取っ手なども確認できます。

図面初心者の方にとって、最初は知らない言葉が多く出てきてちょっとパニックになるかもしれません。

私も同様、最初は何のこっちゃ! なにゃねんこれって!みたいな言葉が連発でした。

しかし、描き慣れているうちに、全てとは言いませんが、クライアントの打ち合わせに必要なことは、ほぼ覚えていたように感じます。

最後に、このようなサッシュ関連の図面を描くときは、まずサッシュ業者さんや、ガラス業者さんなどと事前に打ち合わせをすることをおすすめします。

「餅屋は餅屋」っていうように専門業者さんとの打ち合わせ後に作図するほうが、より密度の高い図面が出来るのも利点なのです。

そうしないと、必ず図面の描き換えが発生することもありますので、上記を守ることを絶対におすすめします。

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2025/02/19| コメント:0Edit

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