リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

| ■サイズ | ■仕様 | |
| W1600×D450×H1350〜1600 図面参照 | 本体:スチール丸パイプニッケルサテン仕上げ | |
| ■備考 ★SHLはシングルハンガーラックの略語です。 (バーナリーブラック/2007) | ||
この作図事例は、レディースのカジュアルショップを設計した際に製作したシングルハンガーラックです。
店舗中央のディスプレイ用として設置されたもので、衣類を掛けるだけでなく、空間のアクセントとしても機能するようデザインされています。
一般的なシングルハンガーよりも太めのφ32mmスチールパイプを採用しています。
これだけで全体の存在感が増し、什器単体でも十分に主張するデザインになっています。
脚部には同径の丸パイプを曲げ加工して抱き合わせ、安定性を高めていますが、パイプ同士の接点が限られているため、構造的にはボルト固定が必要になりました。
その結果、ディテールとしてやや“重たく”見える部分もありますが、実際の仕上がりは意外にバランスが取れています。
それでは続きをどうぞ!
【作図ポイント】
この図面で意識したのは、見た目のスマートさと構造のバランスです。曲げ加工のR寸法(R100)を小さくしすぎると、脚元が詰まって印象が硬くなるため、あえて少し大きめのカーブを採用しました。
また、支柱と脚の溶接部分の位置関係を細かく調整し、全体の安定感を確保しています。
【注意点】
φ32パイプを多用すると、当然重量が増します。特にこのような自立型の什器は、搬入や移動の際に作業性が悪くなる点に注意が必要です。
また、ニッケルサテン仕上げは美しい反面、指紋や汚れが目立ちやすいので、設置後のメンテナンスも考慮しておくと良いでしょう。
【所感として】
当時のショップは、GAPなどの海外カジュアルブランドの什器デザインを参考にした時期で、金属パイプの質感を活かした“インダストリアル寄り”の雰囲気が好まれていました。
このラックもその流れの中で生まれた一台です。実際に店頭に並べてみると、洋服を掛けたときに光を反射してやわらかな艶を見せ、ニッケルサテンの仕上げが想像以上に上品に映えました。
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