■Data |
■サイズ | ■仕様 |
W×D×H 図面参照 | 本体:ST曲げ加工+焼き付け仕上げ |
■備考
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この作図事例は、何処にでもある鉄扉の作図事例です。厨房との出入り口は木製では良くないので、大概は鉄扉で処理します。
これといった特徴がないので、描いている方もあまり楽しくはありません。しかし、これも図面屋さんへの一歩です。
描けなきゃ、食っていけませんから、頑張って描きました。したら、良く掛けたと褒められましたが、きっとボスのお世辞でしょう。(笑)
鉄扉ってむつかしく感じますが、普段描いている木製の建具とさほど違いはありません。違いといったら、重量があるので、建具金物などなどが違ってくる程度です。
まず、基本的な形状を来てから、蝶番やその他の付属金物を調べてからか描くようにしています。そうすれば、途中で間違いに気付きますが、この時点なら修正も時間がかかりません。
何にでも順序が肝心です。
それでは、もう少し詳しくこの鉄扉のついてお話進めます。
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●スポンサードリンクこの場合、厨房とホール(売り場)という環境なので、建具上部に、排煙処理のためにスチール製のガラリを取り付けました。
そして、スチール製建具なので、重さを考え重量用のピアノ蝶番を取り付けしました。
次に、平面詳細図と断面詳細図の拡大したものを添付しておきます。
これで、より理解出来ると考えますが、どうでしょうか?
この図面には、スチールドアを描くに当たって大切なことが多くあります。ですから、初心者の方はしっかり覚えておいてください。
いざという時に役に立ちますよ。まず、ライトブルーで描かれている部分をご覧ください。これも拡大しましょう。
これについては、確認のためのシミュレーションした作図と考えてください。ちゃんと開くかが、心配なときは、こうして描くようにしています。
ここでは、もうひとつ大切なことがあります。
それは、枠とドアとのクリアワンス、すなわち隙間ですね。このサイズをきっちりしてやらないと開け閉めできなことがあるからです。
一度、大失敗してボスに大目玉食らいましたから、その後はかなり慎重になりました。
ここでは、蝶番側を10mm、取っ手側を5mmのクリアランスを取りました。ここが一番伝えたいことですね。普段、同業者のみなさんの作図を見ていると、この辺りが不明確で、気になります。(怒られ変のかなってね!)
最後に、縦断面図の拡大図を載せておきます。
ここでも、建具と枠とにクリアランスが、確保されていますので読み取ってください。その他の隙間と言われものも、しっかり理解していてください。
尚、ガラリについてはここではごく一般的なものを表現しておきます。こちらもしっかり覚えてください。
毎日毎日の努力が大切です。ですから、僕は一人前になるまで頑張ります。凜太でした!
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