内装図面でちょっと厄介な厨房図面_その1|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

内装図面でちょっと厄介な厨房図面_その1

 
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(画像引用元:大衆酒場レインカラー 

今回は、カウンター廻りの断面図についてお話ししましょう。実は私も過去に、この図面だけは厄介な作図だと感じていました。

当時での設計業務は、そのほとんどがアパレルなどの物販でそたから、飲食の設計や情報は、ほとんど皆無な状態でした。

当時、「鳥伝」ていう物件を携わるチャンスが有りましたが、厨房廻りの図面だけはとても嫌で、厄介でした。しかし、そうもいってられません。

厨房内のレイアウトは、設備業者に頼むのですが、内装業者としての作図、特に断面図などは、私がしなければならなかった業務です。

水廻りの断面構造が解らない!

そこで、飲食専門の友人に頼んで、その詳細図を頂き、猛勉強しました。とても大変でしたが、その後は、何とか描けるようになりました。

ですから、設計初心者には、今回の作図事例を是非覚えておいて欲しいです。

それでは、続きをご覧下さい。

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まず、水廻りの断面図には、種類があるので、簡単な作図からお伝えしましょう。厨房壁断面図_1
この事例では、厨房の壁面断面も入ってますが、これについては、床の立ち上がりのブロックとの絡みで描いています。左は店舗側で、右が厨房内の床を表しています。このぐらいの防水区画図でしたら、かなりレベルが高いです。

次に、中央の断面図は、同じ厨房廻りの断面図ですが、タイプが違います。こちらは簡易な防水区画図の一部です。

続いて、単独でのグレーチングの断面図ですが、グリスストラップまでのものです。厨房内の中央に設置されるタイプです。

最後は、同じグレーチングでもタイプが違い、水返しとグレーチングが描かれています。作図レベルは小知多も高いものが在ります。

これらの作図は、最近編集したもので、私のスタッフに配り勉強するようにと指示をしたものです。これを見ながら、作図を進めるようにしました。

各自、かなりの厨房図が描けるようになったと感じます。

今回の事例は、如何でしたか?

画像が、やや小さいと感じますので、拡大図添付しておきます。しっかり覚えてください。今回はこれで終わりますが、次回も厨房廻りの作図をお伝えします。

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2023/08/07| Edit
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