
■サイズ
| ■仕様 |
W1200×D90×H2050 図面参照 | サッシュ:スチール曲げ加工焼き付け仕上げ スクリーン:t=8クリアガラスFIX 押さえ縁:12×12真鍮角パイプ |
■備考
|
この作図事例はガラススクリーンとスチールサッシュの姿図と断面図です。
基本的に平面図が描かれていないので基本図とも言えない図面ですね。
立面図にも天井ラインが表現されていないので周りの環境がどうなっているかが分かりずらいですよね。
描いている作図者は分かっていてもこの図面を見て製作する側の事も考えて作図する事は設計者にとっては基本中の基本ですので絶対に忘れないで下さい。
本題に戻ります。このサッシュは壁面に設置された大きな窓と考えて下さい。
右上の断面を見てもらうと、壁を一旦プラスターボード(PB)で仕上げた開口部分にスチールサッシュを差し込み、丁度ガラスが収まるところからビスにて固定しています。
この時点で注意すべき点がありますので、続きをご覧下さい。
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それは、壁面の開口サイズというのもは、必ずサッシュよりも、数mm大きくしておく事が大切なのです。
私たちは、よく「逃げ寸法」とか「クリアランス」といった言葉で表現していますが...............。
この逃げ寸法を、全くとっていなければ、現場で加工しなければならないので、行程や仕上がりに大きな影響を与える事になリ、困ったこととなります。
ですから、注意しておいて下さい。
比較的大きなスチールサッシュと取り付けるわけですから軽量鉄骨(以下LGS)だけでもつかどうかが懸念されます。
その場合は開口補強としてライトゲージというコの字チャンネルをLGSに溶接してからサッシュを取り付ける方法がとられます。
この方法はガラスサッシュも含めて建具についても同様の事が言えますので覚えておいて下さい。
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