レイアウトポイントで使用するオープンタイプの棚什器|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした図面屋ですが、仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

レイアウトポイントで使用するオープンタイプの棚什器

tower-open-shelf1


■サイズ
■仕様
W500×D500×H1350
図面参照 
 フレーム:30×15スチール角パイプシャンパンゴールド仕げ
 棚枠:t=4×40スチールFB溶接組シャンパンゴールト仕上げ
 棚:t=8クリアガラス 
 ステージ:木工下地ウレタン塗装仕上げ 
■備考


この什器は、レイアウトなどでポイントとして使用することが多いオープンタイプの棚什器の作図事例です。

造りについては、15mm×30mmのスチール角パイプ組みと下部木工ステージで仕上げたシンプルた棚什器です。

特徴的なところは、普通ありがちなスチール角パイプのフレームの支柱がコーナーでは無く、側面2箇所と後ろ面1箇所にした辺りです。

意匠を鑑みてあえて3本の支柱にしたところがすっきりして良かった気がします。

安定度に若干の不安を感じましたが、商品を展示すれば自重で維持できたようです。

また、棚枠をローレットビスで締め付ける事である程度の安定性は保たれます。

この棚枠は、支柱に開けた100mmピッチの穴(タップ切り加工必須)で可動させることにしました。

次に、ステージとフレームとの固定方法を見てください。

15mm×30mmのフレームに16角の補強パイプを溶接し、ステージにビス止めしています。
(断面図参照)

尚、補強パイプの位置は平面図の右横に表現しているので参照して下さい。

それでは作図注意点も含めて 続きをご覧ください!

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以下は、断面詳細図とその拡大図となります。

一度、時間をかけて読み取りください。特に拡大図を見れば全ての納めが理解されるはずです。

作図上の注意点は、ビスの固定する方向ですね。まぁ、これについても様々な考え方はあります。

断面図を見てもらうと分かるように、スチール補強パイプから下部から台座(ステージ下地)へ固定する表現になってます。

この状態では、ステージの天板は落し込みになります。

逆に、天板を固定したいと考えれば、ビス方向は真逆になります。

ちょっと紛らわしいけど、天板落し込みで整理しましょう。

tower-open-shelf2



《作図ポイントとして覚えておくことは!》
1.角パイプでのフレーム組みを理解する
2.棚についてのガラス落し込みを覚える
3.前述のステージの取付け方を理解する

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2022/07/26| コメント:0Edit

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