インロー式パイプ組みで仕上げたオープン棚什器|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

インロー式パイプ組みで仕上げたオープン棚什器


plan

■サイズ
■仕様

W1600×D1050×H1270
図面参照 
 支柱:25×25スチール角パイプホワイトブロンズメッキ仕上げ
 天板:木ラッカー塗装仕上げ
 棚:シナ合板CL仕上げ
■備考


シンプルなオープンタイプの棚什器です。
使う安くシンプルなフォルムは、確かに人気があります。永遠に使える什器でもあります。

このタイプ什器は、支柱となる角パイプ(25mm角パイプ)とそれぞれの棚を角パイプをインロー式固定して積み重ねて組み立てます。

ですから、従来の固定式フレームタイプでは実現できなかったラウンドタイプのオープン棚を可能にしています。

組み立て方法はシンプルです。

前述した支柱パイプの底面に事前に用意したインローパイプに差し込んで、ビス止めしていくだけです。

ただ、注意点もありますので、続きをご覧ください。

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ここでの注意すべき点として以下のことが大切ですが、その前に部分詳細図を見て下さい。


detail


支柱と同様に棚も積み重ねて行くわけですから、支柱に通す棚受けが必ず必要です。
パイプ固定だけでは不安定なので、25×25の木材を受けとします。

スチールの支柱は差し込んでビス止めとしますが、差し込めれる角パイプには事前に二重構造で製作しています。

そこに差し込んでビス固定となります。

上の図の右が差し込む前で、左がビス固定した詳細図となります。

この事例の場合は、支柱の外側(内部に棚のズレ止め角材がくる為)に溶接しておいて下さい。

それと、もうひとつ注意点があります。


それはインローパイプの長さですが、短すぎると組み立て後に不安定さを感じますので、だいたい100mm程度必要です。

それに木棚仕様のオープン棚什器は、どうしても下の段になればなるほど、棚の影が出来、暗くなります。

これではいくら売れ筋の商品を陳列しても暗くて見映えが悪くなりますので、
棚下照明を取り付ける事も考えておく必要はありますね。

ただ、配線経路とコンセント取り付け位置にはちょっと頭を悩ますことになりますが・・・・・。





最後に、角パイプを使った図面事例も多くなりました。
一覧表を作っても良いかも!

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2023/12/06| コメント:0Edit

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