埋め込みタイプのショーケースで壁面スッキリ!|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

埋め込みタイプのショーケースで壁面スッキリ!


楽器SC什器_01


■サイズ
■仕様
W1700×D630×H2450
図面参照 
 壁面:タイル貼り(木目調)
 内部:化粧板仕上げ
 引き違い扉:t=8クリアガラス
■備考

ショーケースは、数あれど今回の事例はちょっと珍しいものです。

壁面収納型のハイケース
なのですが、恐らくスーパーブランドの壁面でバッグ等の陳列ケースとしてよく使われるタイプの事例です。

壁面がタイル貼りなので、ちょっと厄介ですが、そこはスチールLアングルの見切りとショーケースのガラス引き戸枠を兼用しています。

ひとつの什器として製作できれば、もっと簡単な納めも出来たのですが・・・・・・。造作との絡みは、けっこう大変でしたね。

それでは、続きをご覧ください。

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厄介だったのは、H=1700mmもあるガラスの引き違いのガラス扉なんですよね!重量もかなりあるので、納めにも時間がかかりました。

結果、戸車付きのハカマで納めることを思いつき、作図を進めることにしました。ここで、平面詳細図と縦断面図の拡大図を見ていただきましょう。


楽器SC什器_02 v2016


内部は、前述したように造作壁にロイヤルのベルラ(旧ニートモジュール)を使用して、可動棚を取り付けることとしました。

可動棚については、ダボかスリットにするのが一般的ですが、見栄えが良くないのと商品が高級とあって、コストはかかりますがこのような結果となりました。

腰部は抽斗を設けましたが、壁面と同仕様にしているので取っ手の位置には悩みましたが、なんとか作図のようには納まりました。

単品什器として工場で製作し、それを壁面に納める方が良かったと感じます。これじゃメンテも大変ですからね!

たまに、こういった難題が降りかかってくることがあります。

しかし、対応に遅れては図面の納期も当然遅れてしまいますので、普段から多くの資料をためておくことにしています。

要は、図面の引き出しを多く造るってことです。

出来れば、カテゴリーごこに整理できれば言うことはありません。誰もが即座に作図出来るわけではありません。作図の早さは資料の多さと経験を積むことです。

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2023/08/10| Edit
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