今回は、先回に続きファサードのキモであるショーウインドについて考えていきましょう。
ショーウインドも、様々な種類、フォルムが有りますが、先回と同様にシンプルなウインドーから入りましょう。
立面図を観ると、どうも住宅の窓のように見えます。しかし、れっきとした店舗のショーウインドウなのです。
おそらく、店舗のデザインコンセプトにあった意匠に仕上げたように思います。ウインドバックには立派なステージも存在しますから。
結構いい雰囲気が出て、女性目線を考えてお洒落なウインドウですが、かなりのコストも伴うでしょう。ココはデザイン優先と見ました。
作図もしっかり描けているようですが、ポイントとしては窓枠の断面詳細図と図面中央上の部分焼サイズでしょう。
次に進みます。
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上記のウインドウは、かなりの大きさで、きっと大型店舗のイメージ出しにはぴったりです。これだけ置きければ、ディスプレイのバリエーションはかなりあると感じます。
こちらも、作図のポイントはやはり縦断面詳細図です。ここまで描くには、ゆうに5年はかかるでしょう。まあ、私に付いて働ければ、約1年でⅠ人前にしますがね・・・・・。
もうひとつ、これほど大きなウインド。美しく見せるには、縦桟の存在がきつい!何故って今考えてますが・・・・・。
資料見ましたが、どうもスーパーブランドの路面店舗でした。そりゃ、見てくれよりも防犯や丈夫さでしょう。
このショーウインドウは、某百貨店のブライダルコーナーと記憶します。こちらもウインドウサッシには縦桟が入ってます。
というのも、このウインドは、ショーウインドでも無くて、本当の目的は、目隠しの要素を含んでいます。共用通路からは、カーテンが見えるだけで、店舗としてはクローズタイプとなります。
ちょっと意味深ですが、お客様のブライダル関連商品を扱っているの関係上、あまり大ぴっらに店内を見せたくない、お客様への気配りでのウインドウなのです。
嫌〜!解りにくいもんですな!
最後は、こちらです。
こちらは、ショーウインドウというより、ガラスパーティション、ガラススクリーン扱いとなります。狭い店舗には、このようなシンプルなスクリーンを設置するだけで、ショーウインドの役割は果たせます。
納めについてもシンプルで、誰にでもすぐ描けそうな作図です。各店舗をたまにリサーチするのですが、以外と多く使われているのが、先日解った次第です。
ただ、クリアガラスをそのままはめ殺し(FIX)するのでは無く、素材の変化でガラススクリーンんやパーティションなどで店舗の演出をしているようです。
さてさて、如何でしたか?
図面は、かなり古いモノばかりですが、まだまだ変化を付ければ使えるもんもあります。そんな素材的観点から、今回も見て頂きましたが、図面屋目指すあなたの抽斗は増えそうですか?
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