リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

| ■Data NO. sign_0013 | ||
| ■サイズ | ■仕様 | |
| 図面参照 | 本体:スチールフレーム組 | |
| ■備考 作図日:2007.12.21 環境造作:店頭ゲート 業態:フードコート | ||
【作図解説】
ゲートサインの光柱は、見た目以上に内部構造の組み上げが複雑で、骨組みとなるSUS角パイプの組み方、乳半アクリルボックスの納まり、そして内部照明(FLトラフ)の位置関係がすべてデザイン性とメンテナンス性に直結します。
断面を見ると、光柱全体を支えるベース、縦方向のフレーム、中間フレーム、上部フレームの三層構造が成立しており、それぞれに役割が明確です。
アクリルボックスの固定は“外観にビスを出さない”ための工夫が随所に見られ、受け材・押さえ材の位置が非常に丁寧に描かれています。
FLトラフの設置位置がアクリル面に寄りすぎるとシルエットが出るため、内寸を確保しながら照明効率を高める絶妙な位置取りになっています。これは光柱の仕上がりを左右する重要なポイントです。
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【作図ポイント】
今回の肝は、4つの詳細図(A〜D)で示された“フレームとアクリルボックスの関係性”です。
どれも似ているようで、上下・中段・ベースそれぞれで役割が違い、固定方法も変化しています。
・A詳細:ベース部の要となる構造。縦フレームの起点であり、アンカー固定も含む最も荷重がかかるパート。
・B詳細:中段フレームの納まり。乳半アクリルがきれいに発光するため、押さえ金物の位置が重要になる部分。
・C詳細:中間フレームとアクリルボックスの固定ポイント。ビス止め位置が表に出ないよう配慮されている。
・D詳細:上部フレームの納まり。ここが雑になると光柱が“締まらない”ため、巾木・天井ラインとの整合をとりつつ収めるのがポイント。
これら4点をきっちり描き分けることで、光柱全体の構造が明確になり、施工側が迷わずに取り付けできる図面になります。
【私感として】
光柱というのはデザイン性が先行しがちですが、実際の仕上がりを左右するのは内部フレームの精度です。
アクリル面の反りや照明ムラは、ほとんどが内寸の確保不足やフレーム精度の甘さから生まれます。
今回の図面は、そのリスク要因を丁寧につぶしており、固定方法・照明位置・アクリルとの距離が明快に整理されています。
各詳細図のおかげで構造の意図が読み取りやすく、実務でも判断に迷わない内容になっています。ゲートサインの光柱を設計する際の、堅実で参考度の高い事例と言えるでしょう。
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