壁面突き出しサインの姿図と断面詳細図|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

壁面突き出しサインの姿図と断面詳細図


30コルトンサイン図-A

■サイズ■仕様
W600×D150×H900
図面参照
 本体:スチールフレーム曲げ加工組
 サイン部:t=5mmアクリル乳半+CS貼り
■備考


この作図事例は、普段よく目に入る壁面突き出しサインの姿図と断面詳細図です。
記憶では、この突き出しサインは外装用だったと思います。

きっと携帯ショップの設計時に描いたものです。

ただ、外装と言ってもモール内の壁面なので防水加工の必要はありませんでした。

構造(造り)はいたってシンプルです。

ちょっと、説明しましょう。

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アクリルを曲げて造っているので、盤面と内部の照明器具との距離が一定ではありません。

そのため、場所によっては照明器具の影がアクリルに映ってしまう可能性があります。

昨今では、LEDライトが広く普及しているので、ベース部分に照明器具を仕込む方法も考えられますが、この図面を作成した時期はまだFLやエースラインが主流でしたね。

カッティングシートを貼ることによって、器具の影がハッキリと映ることは防げます。

ですが、均等な明るさには成りません。ちょっと残念でした。

さて、シンプルな構造ではありますが、納めの難しい個所もあります。

それは、ベースのスチールと曲がったアクリの接点ですね。

残念ながら図面には表現していませんが、照明器具からの光が漏れないようにどう納めるかが重要となります。

また、照明器具のメンテナンス方法も同時に考えておく必要もあります。

最後に、以下のような普通のスタイルに戻して描いて見ました。
盤面が湾曲していない突き出しサインです。

この方が良いでしょう。(笑い)

30コルトンサイン図-B
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2023/02/17| コメント:0Edit

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