
■サイズ
| ■仕様 |
W500×D30×H1100 図面参照 | フレーム:32×14スチール角パイプ焼き付け仕上げ サインパネル:木ラッカー塗装仕上げ サイン:カッティングシート切り文字 |
■備考
|
この作図事例は卓上式スタンドサインの姿図と各詳細図を表してます。
ショップ内の什器、特にレジ横に設置するパーティションなどに取り付ける場合がケースが多いようです。
事例では、什器の高さが1200mmあります。そして、その上部に取り付ける訳ですから、サインの芯で床から約2100mmとなります。
この高さであれば、遠くからの視認性も十分あります。
しかし、こういった高い位置に取り付けたサインで、最も重視すべきは安定した固定方法です。
サインデザインは素敵なデザインですが、今回はサイン取り付けについて進めていきたく思います。
それでは、その方法とは!
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それでは、以下のスケッチを見てください。
図面を見る前にスケッチであれば大まかな造りがよく分かります。

これを詳細図で描くと以下のようになります。
安定性を考えるならフレームの根元となる部分にはしっかりと、しかも頑丈に固定する必要があります。
そこで、注目していただきたいカ所は取り付け金具の座部分です。

図面ではインローパイプの底に溶接処理した
30mm×60mmのフラットバー(以下FB)を、ボルトとナットで固定しています。
まず什器が単色の塗装ということで、同色の大きくした座をフレーム下に取り付けてあります。
フレームを差し込んだ時に、什器の天板と同じ面で仕上がるように什器側にも彫り込み加工をしておきます。
この座の底には、あらかじめボルトを溶接しておきます。インローパイプにも同じサイズの座を溶接しておいて、ボルトが通る開口も開けておきます。
インローパイプを先に什器に固定し、フレームを上から差し込み、最後に什器の天板裏でしっかりとナットで締め付けます。
この方法であれば天板もスッキリしますし、2枚の座で挟み込むように形になるので、強度も耐久性も高くなります。
私がいつも注意しているのは、木材に対してのビス固定です。納まる場合もありますが、耐久性と頑丈さを求めるのであれば、ボルト締めをおすすめします。
固定したモノが落ちてくるような事は、我々の業界では許し難いこととなるので、取り付ける環境に合わせて最も安全で強度のある方法を選ぶようにして下さい。
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