
■サイズ
| ■仕様 |
W560×D560×H1800 図面参照 | ミラーフレーム:25×25スチールLアングル素地CL仕上げ ミラー:t=5mmクリアミラー ベース:50×50スチールLアングル素地CL仕上げ 補強:φ10mmスチール丸パイプ素地CL仕上げ |
■備考
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【作図解説】
このスタンドミラーの図面は、正面図・側面図に加え、A部・B部の詳細図も丁寧に描かれており、設計意図の読み取りやすい構成になっています。
注目すべきは、ミラーの角度を可変にするための工夫です。
本体ミラーは、t=5mm厚のクリアミラーを使用し、フレームには、Lアングルと平鋼が使われています。角度調整機構は底部のピアノ丁番と補強用の丸パイプで構成されており、詳細図Aではピアノ丁番のビス止め構造が確認できます。
ミラーの角度を支える補強パイプには、φ13mmとφ10mmのスチール丸パイプを差し込み、伸縮させて固定する仕様。
これはシングルハンガーラックの高さ調整と似た構造です。
また、キャスター付きのベースに支柱を差し込む形で構造体を構成し、B部詳細図ではその支柱を回転軸として、角度可変に対応していることがわかります。
構造は比較的シンプルですが、動きのある部材が多く、納まりや強度の検証がポイントになりそうです。
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【作図ポイント】
1.ミラー本体と支柱の接合部にピアノ丁番を使用し、角度可変を実現している点が設計の要。
2.補強パイプにはφ13mmとφ10mmの丸パイプを使用し、スライド式に長さ調整が可能な構成ですが、細いため強度面には注意が必要です。
3.キャスター付きのベースには、支柱を差し込み・回転可能なインローパイプを使用。移動性と可動性を両立しています。
4.図面上、上部の補強パイプとミラーフレームとのジョイント部詳細が省略されており、この部分も回転構造が想定されるため、別途詳細図が必要。
5.全体寸法はW590×H1800程度で、比較的大型のスタンドミラー。安定性も設計上の課題。
【まとめ】
角度調整が可能なスタンドミラーという点で、設計にひと工夫が加えられた興味深い事例です。
特に、ピアノ丁番とスライド式補強パイプを組み合わせた構造はユニークで、使用状況によっては非常に有効です。
ただし、可動部が多い分、強度や耐久性への配慮が求められます。特に、補強パイプの太さやピアノ丁番の固定方法(ビスか溶接か)については、使用頻度を想定した検討が必要でしょう。
また、現状の図面では上部ジョイントの詳細が未記載のため、可動構造を成立させるためにはその部分の描写が必須です。今後の改良点として押さえておきたいポイントです。
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