店舗内のアクセントとなる二つのファクターとは!|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

店舗内のアクセントとなる二つのファクターとは!

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■サイズ ■仕様
ミラー:W600×D18×H1937
ベルトフック:W600×D59×H24
図面参照 
 ミラーフレーム:9×9スチール角パイプ焼き付け仕上げ
 ミラー:t=5クリアミラー貼り
 ベルトフックバー:14×24スチール角パイプ黒クロームメッキ仕上げ
 壁面:PB下地レンガタイル貼り 

■備考
この図面で使用しているパイプは下記鋼材表を参照下さい。

今日は、店舗内のアクセントとなる二つのファクターを紹介します。過去に携わったトラッドショップで、壁面レンガタイル面に設置したミラー貼りとベルトフックです。

店舗って、意外と柱の存在が気になります。しかし、ほったらかしは出来ません。設計者としてはちょっと厄介ですが、何かを示さないと進みません。

と言うのも、この二つの装置は店舗空間にとって、ある意味大切なアクセント要素となり、売り上げにも左右するのです。

そこで、頭に浮かんだのが、今回の図面です。図面内容は説くに問題はありませんが、このレンガタイル仕様での納めで、双方に共通して注意しなければならない点があります。

それはレンガタイルの割り付けと取付する位置関係なんです。それでは、もっと詳しくご説明しましょう。

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まず、レンガタイル有りきと考えます。この際、ミラーパネルサイズは、無視して店側に影響がない程度で進めます。

それは、ミラーパネルのフレームサイズが、ちょうどレンガタイルの目地に掛かる程度のサイズが望ましいのです。以下図面参照してください。

スチール角パイプのフレームが、タイツの目地下に有るのが解るでしょ!

この場合、施工手順はミラーフレーム取付け→タイル貼りとなります。しかし、フレーム取付け優先ですから、タイルの目地幅が変わってきます。

そこで、事前に業者さんに、目地幅を調整して半端なタイルが出ないようにお願いしておきます。そうしたら、そのように施工してくれます。 

ただ、施工図を描くときは、タイルメーカーが推奨する目地幅でタイルの追い出しを指定しておくほうが良いでしょう。

この仕事は、図面上だけでは旨く行きません。現場に入れば、もちろん現場優先となります。この辺りが非常に大切です。

Adetail

 

続いて、ベルトフックは、壁から持ち出すインローパイプの位置がポイントとなります。このインローパイプもタイルを避けて、目地部分に取り付ける事が望ましいです。



Bdetail


しかし、ベルフックバーの長さと取り付け位置の問題でどうしてもタイルに掛かってしまう場合は、タイルを加工し易い所に設置するように調整して下さい。

ミラーの場合と同様に目地幅である程度は調整できますが 、事前にタイルの追い出しとのバランスを考慮しておいた方が良いでしょう。 純恵でした。

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2021/05/01| Edit
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