【SYS_004】キッズ&ジュニアアンダーウエアショップのシステム什器|図面屋ま〜の "Easy Living" な日々

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【SYS_004】キッズ&ジュニアアンダーウエアショップのシステム什器


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■サイズ
■仕様
W1050×D600×H1200
図面参照 
 フレーム:スチールパイプメラ焼き仕上げ(白)
 側板:t=5mmクリアアクリ+C/S切り文字サイン
■備考
作図日:2009.05.27
業態:キッズ&ジュニア(下着ショップ)

【作図解説】
今回の作図事例は、キッズ&ジュニアのアンダーウエアショップで使うシステム什器の姿図です。

いちばんの狙いは、「子供っぽさ=可愛い装飾」じゃなく、フォルムでやさしさを出しているところですね。

フレームの角を大きくアールで曲げて、什器そのものが“角のない存在”になるようにしている。これ、売り場の空気を柔らかくするのに効きます。

さらに、フレームを可能な限り細く、色も白で統一。

キッズ売場って商品がカラフルになりがちなので、什器側を“清潔・透明感”の方向に寄せるのは正解だと思います。商品を主役にする設計で、売り場の見通しも良くなります。

一方で、この什器の肝はステージが脱着式になっている点です。

運用側の「商品によって外したい」という要望を拾っている。設計としてはわかるし、売り場の自由度は上がります。

ただ、その分だけ“什器としての安定と強度”は設計側がケアしておかないと、あとで効いてきます。

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【作図ポイント】

今回の図面で押さえておきたいのは、「見た目の軽さ」と「構造の安定」をどう両立しているかです。

細フレーム+透明感のある面材は見映えする反面、揺れ・ねじれ・倒れのリスクが出やすい。だからこそ、脚元の納まり、固定金物の考え方、フレームの補強の入れ方が“設計の勝負どころ”になります。

そして、ステージ脱着式の注意点。

ここは、下部にステージがあることで、安定と強度が出るんです。外せる仕様にするなら、外した状態でも成立する強度(=脚元とフレームの剛性)を確保しておくこと。


さらに、外したステージの保管場所まで含めて運用提案しておかないと、売場の片隅に“置きっぱ”になって空気を壊します。

脱着式って、設計だけじゃなく「運用設計」もセットなんですよね。

以下作図は、ステージを分解した図です。

detail

【その他・私見】
この什器、方向性はかなり良いと思います。子供向け什器って、つい装飾で寄せがちやけど、これはフォルムとプロポーションで勝負してる。

結果として、子供っぽくなり過ぎず、清潔感も保てる。アンダーウエア売場には合っています。

ただし、懸念もちゃんと残しておきたい。

ステージが外せる=現場は外します。外したあとに「どこ置くねん問題」が起きる確率は高いです。売場の印象って、こういう“置きっぱなし”で一気に落ちるので、ここは設計側が最初から釘を刺しておく価値がある。

それと、関東案件で立ち会いできてないって話、これはリアルにあるあるですが、だからこそ図面に「外した時の姿」や「保管の想定」まで一言でも残しておくと、現場の暴走を止められます。

【まとめ】
キッズ売場に似合う“やわらかいR形状”と、白で統一した“清潔・透明感”が魅力のシステム什器です。商品を主役にしながら、売場の空気を軽くできる設計になっています。

一方で、ステージ脱着式は便利な反面、安定性・強度・保管場所の3点が弱点になりやすい。ここを図面と運用で押さえ切れたら、見た目だけじゃなく、現場で長く使える「良い什器」になります。

ちょっと長すぎました.ご容赦願います。

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2026/01/26| コメント:0Edit

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