
■サイズ
| ■仕様 |
W300×D1000×H750 図面参照 | 本体:パイン無垢材ワックス拭き取り仕上げ |
■備考 ★
|
今回の事例は、現在ではあまり見かけなくなった大型テーブル什器です。
サイズはW2000×D1000mm。その存在感だけで空間に重厚さを与える、堂々たる一台です。
当初、クライアントからの要望は“1枚ものの無垢材天板”でした。
しかし、無垢材をそのまま使用すると反りのリスクや大幅なコストアップが避けられません。
そこで、天板を2分割してジョイント接合する方法を採用しました。
単純な突き合わせではなく、接合部には相決り(あいじゃくり)加工を施しています。
(a部詳細図参照)。
詳しくは、
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この加工は、互いに噛み合わせることで膨張や収縮に耐える構造となり、繋ぎ目の強度を確保できるのが特徴です。
施工性にも優れ、フローリング材などでも一般的に使われる信頼性の高い方法です。
以下参照

また、天板裏面には同素材の補強材をボルトとナットで締結しており、ジョイント部には底目地も設けています。

無垢材は温湿度によって伸縮が起こるため、底目地を入れることで変形を緩和し、天板の安定性を保つ工夫をしています。
さらに、このテーブルのもう一つの見どころはクラシック調の脚部デザインです。
(b詳細図参照)
当初はモールディング脚をベースにしたオリジナルデザインで設計していましたが、最終的にはコスト調整の結果、既製品の脚部へ変更されました。

最後におさらいです!【作図ポイント】
・無垢材使用時は、反り・収縮への対策を前提とした構造計画が必要。
・相決り加工など、実施工を考慮した現実的な納まりを検討すること。
・コスト調整の段階でも、意匠バランスを崩さない代替案を提示することが重要。
【まとめ】
四季のある日本では、木材は温度や湿度の影響を受けやすく、特に無垢材ではその変化が顕著に現れます。
設計段階からこれを見越した
「素材の動きを許容する納まり」を意識しておくことが、図面屋としての力量が問われるポイントといえます。
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