![集約FR詳細01](https://livedoor.blogimg.jp/zumenya3/imgs/0/8/0820a026-s.jpg)
■サイズ
| ■仕様 |
W916×D1000×H2600 図面参照 | 壁面(外部):PB下地不燃化粧板仕上げ コーナー見切り:16×16スチール角パイプ+シート貼り仕上げ 壁面(内部):PB下地クロス仕上げ 開口枠:木染色CL仕上げ |
■備考 このフィッティングルームに使用している鋼材は下記を参照下さい。⇒ 鋼材表【スチール角パイプ】
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今回は
大型商業施設や百貨店などで見られるの
集約型フィッティングルーム(以下FR)の作図事例となります。
他の事例での
集約型FRは、壁面の奥での設置が多いのですが、今回は売場中央の平場で展開されたと言うことです。
異例と言えば異例ですが、効率も良いと当時は言われていました。
紙面上の都合で、
続きをご覧頂ければ幸いです。
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●スポンサードリンクさて、作図事例は一部を実施図として描きましたが、これじゃどういう配置かも理解しがたいので、集約型FRの全体平面図を見ておきましょう。
![集約FR詳細00](https://livedoor.blogimg.jp/zumenya3/imgs/b/8/b8ee2bb8-s.jpg)
このエリアには、五つのFRと身障者対応のFRの構成で成り立っています。またサービスカウンターを設けてお客様の要望にいち早く応えるような対応が成されています。
最近は、こういった構成になっている施設はあまり見られませんが、集約レジと同様、販売のスピード化とお客様のニーズに合わせたエリアだと感じます。
さて作りと言えばどうなっているのでしょう。
![集約FR詳細02](https://livedoor.blogimg.jp/zumenya3/imgs/a/b/ab78bf8a-s.jpg)
上の詳細図は、FR廻りの壁面を拡大化したものですが、化粧板の底目地貼りになっていますが、ここでの最終納めは、やはりコーナー部に見切り材として角パイプを取り付けたあたりですね。
ただ、この見切り材取り付けで注意すべき点があります。
それは造作壁下地材(軽量鉄骨)に固定する為のフラットバーが角パイプに溶接されています。(詳細図を参照ください)
このフラットバーは取り付け場所によって、軽量鉄骨との掛かり具合が少ない場合があります。
実際の施工現場は図面通りに軽量鉄骨を建てていくことはまずあり得ないので、角パイプに溶接するラットバー少なくとも
25mm〜40mm程度の長さが見ておいた方が得策です。
またFR外壁面には、不燃化粧板を目地貼りにしたために、底目地部分に小口テープやシート貼り仕様になっていますが 、当時はあまり綺麗に収まったためしはありませんでしたね!
最近では、
化粧ケイカル板やダイライト等の建材が多く使われるので、小口をテープ等で仕上げる手間が省ける事が出来ます。
ただ、コスト面では通常の化粧板よりアップしてしまうデメリットもあります。痛し痒しですね!
最後に、その他の詳細図も載せておきます。
![集約FR詳細03](https://livedoor.blogimg.jp/zumenya3/imgs/e/f/ef7e13ad-s.jpg)
吊りカーテン部とFR内のステージの断面詳細図です。FRではお馴染みの納め方なのでしっかり理解し、自分のものにしましょう。
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