■サイズ
| ■仕様 |
W380×D380×H680 図面参照 | TOP:木工下地ビニールレザー貼り 腰:木工化粧板仕上げ ベース:スチールプレート溶接止め焼き付け仕上げ |
■備考
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今回の作図事例はハイカウンター用のスツールの外観図と、その断面図です。
よくカウンターバーなどで見かける代物です。
物販店でも、サービスカウンターを設置してとしての演出も面白いと考えます。
このツールは床固定となってますので自由がききませんが、整理の面から見てはよいと考えます。
デザインはともかく、皆さんとの共有を考えました。
一般的にこのような床固定のスツールの場合、床材を貼る前に取り付けする事が多いですが、この図面のようにベースを露出してスツールの意匠として見せる事もあります。
それでは、もう少し深掘りしていきましょう。
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本来、隠すべき下地材や構造材をあえて見せる手法を使うと、荒削りのイメージを与える事が出来るんです。
なので、わざと錆びた風合いを出すために、古美色や古材を使った仕上げが多いようです。
以前にはこの手法が流行った時期もあり、古着や雑貨ショップ等でも見かける事が出来ましたね。
ショップのイメージとは不釣り合いな商品を陳列する事で、インパクトのある演出が可能でした。
ただ、実際に製作する側としては、安全面や強度面を普段以上に気を配らないといけない所も出てきますから、かえって慎重になりますね。
この事例で言えば、荷重がかかる座面の部分に補強を取って、頑丈にしていると思います。
また、カウンターに足かけパイプが無い場合は、このスツールに足掛けパイプを取り付けなければなりません。
そうなると脚元のベースの形状ごと変えなければならないかもしれませんね。
話は、ややそれてしまいましたが、この事例でポイントとなる部分の詳細図を拡大しておきます。
是非、皆さんもこの図面をしっかり覚えて、自分のモノにしてください。
個人的には、床固定は好きではありませんが、あくまでもクライアントの意思に沿って描いてみました。
今回は以上です!
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