
■サイズ
| ■仕様 |
W2800×D600×H3600 図面参照 | 壁面:LGS+PB下地AEP塗装仕上げ ミラー部:LGS+PB下地t=5mmクリアミラー貼り 上部ボーダー:スチール角パイプニッケルサテン仕上げ |
■備考
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この図面事例は、ふたつの要素が含んでします。それは洒落っ気のあるシステム壁とちょっと風変わりな壁面ボーダーです。
壁面から説明しますと、普通のシステム壁はほとんどがスリットですが、このお店、ひょっとしたら高級店? なのか、ロイヤルベルラという割高のシステムを使用しています。
気になると言えば、壁面の段差ですね。間接照明を使っての演出はいいのですが、何故フラットのしなかったのかが残念です。
しかし、やはりベルラの方が上品に見えて高級感が損なわれません。
それでは、ベルラの良さをお伝えしましょう。
頑張ってます!
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スリットの場合はどうしても壁面にライン(線状)が見えてしまうのに対し、ベルラはポイント(点)で見えるのでパーツを外した状態でもさほど目立たないのがこのシステムの良さだと感じます。
そんな壁面の上部には、スチール角パイプで構成したボーダーがありますが、私的にはちょっとバランスが良くないと感じるのですが、如何ですか?

この物件、私が担当していないので何ともいえませんが、このグリッドのようなものはいったい何なんでしょう。デザインにしては貧弱さを感じます。
まあそんなことはどうでもいいことですが、ただこのボーダーの補強パイプには注意が必要です。
天井までの高さがない壁面に補強パイプを固定していますが、壁自身の強度がそんなにないので壁の補強材と兼用したサイズのパイプにした方が望ましいです。
平面詳細図ですが、前述したことがここで明確に判明します。壁面が途切れてしま威連続性の無い壁面はだめです。

なんやかんや文句を付けていますが、これは事実であって修正すべき点だと考えます。
最後に壁面ボーダーの縦断面詳細図を添付して終了としましょう。

最下段のみ正方形の角パイプにして造作壁とはLアングルで固定しています。
この手法でも間違いではありませんが、より強度を高める為にはボーダーの補強パイプのサイズを大きくして造作壁との設置面積を大きく取る方がより安心です。
この図面事例は、それほどよくありませんが、ひとつ引き出しが増えた程度で覚えておいてください。
頑張ってます!
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