リタイヤした平凡な図面屋です。仕事から解放されて日々のんびり気楽に暮らしてます。そんな奴が好き勝手書いてます!

| ■サイズ | ■仕様 | |
| W1300×D500×H2250 図面参照 | フレーム:22×22スチール角パイプ焼き付け仕上げ(シルバーメタリック) 幕板・ステージ:シナ染色CL仕上げ | |
| ■備考 作図日:2010.09 業態:婦人雑貨 このフレーム什器に使用している鋼材は下記を参照下さい。 ⇒ 鋼材表【スチール角パイプ】作図解説 | ||
【作図解説】
この事例は、壁面側に設置した角パイプフレーム什器と、その内部に収まるミニフレーム什器(ディスプレー)で構成されたセットアップです。
どちらも12角や16角のスチールパイプを使った細身のフレームで構成されており、見た目の軽やかさを重視したデザインになっています。
正面・側面・断面の構成を見ていくと、外側のフレームと内部の什器が同じフォルムで作られており、統一感がしっかり出ているのが特徴です。
また、内部什器にはディスプレー棚が設けられており、壁面什器として最低限の機能性は押さえています。
上部には白化粧板の盤面をはめ込み、視覚的な面の広さを確保しつつ、什器全体のバランスを整えています。
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【作図ポイント】
内部のミニフレーム什器は脱着式で、壁面側フレームに依存しない独立構造となっています。そのため、安定性をどう確保するかが最も重要なポイントになります。
図面でも確認できるように、巾木内部でのダボ方式や、底部での軽度の固定が候補になりますが、いずれにしても無理のない着脱と安全性を両立させる工夫が欠かせません。
壁面に取り付ける外側フレームについても、細いパイプで構成しているため、ビス止め位置や荷重のかかり方を的確に捉える必要があります。
上部のディスプレー備品に関しては、落下防止のためにナミダメや見えない位置でのずれ止めを必ず設けるべき構造です。特に棚上の備品が前後に動きやすいので、この点は慎重な設計が必要になります。
【私感として】
見た目はすっきりしていて軽快ですが、フレームが細い分だけ構造的には気を遣う場面が多くなります。実際、このようなタイプの什器は設計段階で「安定するかどうか」の検証が重要で、現場でも納まりや固定方法で調整が必要になることが目に見えています。
内部のミニ什器を脱着式にした点は運用上メリットが大きいですが、そのぶん倒れ防止や前後の揺れ対策は避けて通れません。
デザインと安全性のバランスをどこで取るか、設計者として腕の見せどころやと感じます。
最後に、壁面フレーム什器は、同フォルムの什器を組み合わせた統一感ある構成が魅力です。
ただし、どちらの什器も細い角パイプで組まれているため、壁への固定方法やミニ什器の安定性確保が最も大切なポイントとなります。
特に脱着式の内部什器や上部ディスプレー備品については、ずれ止め処理や荷重バランスの工夫をしっかり検討する必要があります。
見た目の軽さと安全性の両立が、この什器設計の核心だと思います。
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