
■Data |
■サイズ
| ■仕様 |
800×147×2400(枠外)
| 建具本体:木染色CL仕上げ |
■備考
|
当たり前のように毎日触れているドアですが、そんなドアにもちゃんとした作図があればこそ作れるのです。今回は、高さはあるもののとても一般的な、木製建具の作図事例をご紹介します。
この作図を基本として理解を進めれば、あある程度の建具図面は描くことが出来るでしょう。また、最低限の建具作図事例とも言えます。
というか、この程度の建具を描けなければ、図面屋さんとしては、活躍の場がありません。ですから、頑張って覚えるようにしてください。
近い将来、きっと役に立つ図面とも言えます。
それでは、続きと行きましょう!
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今回の作図事例で意識することは、建具の機能として重要な役割を担うヒンジについてです。下に平面詳細図がありますので、確認してください。

前述したように、この事例の建具は、天高に伴い建具高もかなりの高さがあります。ということは、重量も、それなりに重くなるのでヒンジは重量用を使用することです。
後、上の平面詳細図は、かなりの精度だと感じます。
例えば、開口の枠に補強を入れていること、建具枠と建具の隙間寸法が明確なこと、戸当りの納め方など
などが、明確に表現できています。
ただ、コストなどのことを考えて、付属金物の品番はあえて入れないようにしています。ものよっては、コスト高になる恐れがあるからです。
次に、断面詳細図が以下にありますが、平面詳細図ともに見ていただければ、より理解が深まるでしょう。この作図もよく描けています。及第てんをあげたい!

こちらについても、開口補強枠、建具と建具枠の納まりなどが明確に表記されています。例えば、枠と建具の前ずらです。
2mmのチリが確認されますか?そして、その後ろの戸当りとの隙間3mmが確認できます。とても、明確で分かりやすい建具図ですね。
尚、戸当たりの表現はこれで正解ですが、建具枠と一体化して描いても良いと感じます。その方が手間が省ける場合があるからからです。
嬉しいのが、ドアチェッカーまでしっかり描いているところですね。
前述したように、これが木製建具図(ドア)の基本形みたいな作図ですので、必ず覚えてください!また、ひとくちに建具図といっても種々様々です。
ですから、いろいろな資料を目に通して経験値を積むようにしてください。覚えれば、
特殊な建具以外は無理なく描いていけるはずですから。
尚、今回の作図事例は、以下で販売しています!
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