
■サイズ
| ■仕様 |
W770×D110×H2300 図面参照 | 枠・建具:木工ウレタン塗装仕上げ(半ツヤ) ロートアイアン:3×9mmスチールFB曲げ加工+t=6mmクリアガラス |
■備考 作図:2014.03 業態:アパレル(ファミリー) |
【作図解説】
今回の作図事例は、ロートアイアン装飾を組み込んだ建具の姿図と詳細図。
ロートアイアンの曲線意匠とサンメントの装飾面材を組み合わせた構成で、クラシック寄りの重厚感を建具全体に持たせるデザインになっている。
ガラス入りの中窓と金物装飾が同居するため、見た目以上に構造的な配慮が必要なタイプの建具でもある。
特に、ロートアイアンの固定方法、ガラスとの離れ寸法、枠とのクリアランスなど、図面段階で検証しておくべき“動きによる影響”がポイントになっている。
以下は、参考として!

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【作図ポイント】
ロートアイアンを組み込んだ建具で最も重要になるのは、開閉時の衝撃対策である。まず枠側には戸当たりとクッション材を設置し、閉めた際の衝撃を吸収することでガラスやアイアンへの負荷を和らげる。
次に、建具側ではロートアイアンとガラスの間に必ず隙間を確保し、バウンドによる接触を防ぐように設計する必要がある。
また、アクローザーを取り付けて閉まり速度をコントロールすることで、全体の衝撃が大きく軽減され、建具自体の寿命にもつながる。
図面ではA・B・C詳細として、これらの納まりをそれぞれ検証できるよう、各部の寸法と構造が明確に示されている。

【私感として】ロートアイアン装飾は、店舗や住宅に独特の世界観を与える反面、施工や納まりはデリケートな部分が多いと改めて感じる。
見た目だけでは分からない細かな調整やクリアランスの積み重ねによって、ようやく成立する建具やね。
ガラスの抜けとアイアンの存在感が両立した時の仕上がりはやっぱり魅力的で、空間全体の印象を大きく変えるだけの力がある。
図面でここまで丁寧に納まりを追っておけば、現場も安心して作業できると思う。
【まとめ】
ロートアイアン装飾を用いた建具は意匠性が高い一方で、動きに伴う衝撃や接触が生じやすいため、構造面での配慮が欠かせない。
枠側のクッション材設置、ガラスと金物のクリアランス確保、アクローザーによる速度調整といった基本ポイントを押さえれば、開閉のトラブルはほぼ防げる構成になる。
デザイン性と機能性を両立させるための典型的な注意点が詰まった事例といえる。
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